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日本で16番目に誕生したという国定公園・丹沢、大山の東山麓、道端の看板を目印に、七沢温泉入り口を通り過ぎて、さらに奥に進んでいくと、車一台がぎりぎり通れるくらいの舗装もされていない、砂利道の再奥にここ、かぶと湯温泉の一軒宿「山水楼」が見えてきます。
開発が一切入っていない、手付かずの大自然をパノラマに、本当に今、東京から一時間程の場所にいるのか疑問を持ち、どこかに迷い込んでしまったかのような錯覚を起こしてしまいそうな場所だ。

館内に足を踏み入れても、鄙びた雰囲気が漂い、マニアにはたまらないだろう。浴場についても、露天風呂は無く、内湯だけだが、男性用(写真左下)女性用(写真右下)家族風呂が用意されており、湯船の横には二つのかぶと(写真右上)が目に付くが、お湯、水の蛇口をひねるとそれぞれのかぶとから、湯船に注がれる仕組みになっていて、なかなか面白い。窓を開けると、人の手が入っていない原生林と鳥の囀り、川のせせらぎと雰囲気をいっそう盛り上げてくれる。

湯は、大正12年の関東大震災の際、「かぶと岩」が崩れ自然湧出したPH10.3にもなる、強アルカリ温泉で、非常にぬるぬるとした感触が、肌に心地よく「美人の湯」と呼ばれている。源泉を飲用することにより、肝臓の働きを活発にして若返らせるそうなので、「肝臓の湯」とも呼ばれ、さらに入浴により皮膚を清め熱放散をよくし皮下組織を刺激し皮下細胞の働きを促すので「疵の湯」とも呼ばれているそうだ。

前述の通り、湯船の湯温を自分で調節出来る、仕組みになっているので他に客がいなければ、自分の好みの温度に調節してゆっくりと、ぬるぬるの湯に体をあずけ、満喫することが出来る。

尚、日帰り入浴を希望される方は、閑散期等、湯が張っていない時があるので、事前に電話で確認して予約しておくのがいいでしょう。

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電話番号 046-248-0025
宿泊施設 有り
休憩所 有り
泉質 アルカリ性単純泉
入浴料金 1,000円
駐車場 有り
宿泊代金 13,000円~
日帰りプラン 要確認
休日 要確認
日帰入浴可能時間 AM11~PM17
オフィシャルサイト

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