草津温泉「万代鉱源泉」

～草津で最大の湯量を誇る源泉！！～

草津温泉の中心地から、少し離れた山中に、草津最大の湯量を誇る源泉「万代鉱源泉」があります。ハイキングコースになってる林道を３０分ほど歩くと、見えてくるのが、大きな湯だまり。もの凄い大量の湯が流れ落ちてくる。名前からも想像できるとおり、もともと硫黄鉱山だった所、硫黄を採掘している時に温泉が吹き出した結果、鉱山は閉鎖、今では草津温泉街の旅館等の温泉施設に供給するための貴重な泉源だ。

新しい温泉施設のほとんどがこの源泉を利用しており、ほとんど無色透明で湯の花の量も少なく、硫黄臭もほとんどないが、ＰＨ１．７という強酸性度、殺菌効果も強力だそうだ。この強烈な酸性泉、知らずに普段の入浴気分でタオルでこすりながら・・・・・・・なんてことをすると肌が真っ赤！！要注意です。私は、初めて草津に行った時、これにやっつけられました。顔がひりひりして、もう・・・・・・（以下略）

そんな強烈な酸性泉は湯温９０度以上で、草津の町では温泉施設に利用するだけでなく、この熱を利用して、冬でも路面凍結がないように、道路の下にパイプを設置したり、ガスを利用せずに各家庭に水を湯に変えて供給したりと、自然の恵みを最大限に利用しているそうだ。