~無数の泡と湯の花が体にまとわりつく!!~

 明治12年創業と歴史を持つ、標高1,250メートルに位置する、原生林に囲まれた稲子湯温泉の一軒宿。当時の人々は、馬の背中に鍋や釜を積んで湯治に来てたそうだ。

 浴場には、男女別に一つずつのコンクリートで造った湯船があり、男女の敷居は岩を積み重ねたダイナミックなものだ。源泉は冷泉だが、源泉を沸かした湯と源泉とを自分で調整しながら湯船に流し込めるような造りだ。

 普段は、登山客でごった返しているが、空いている時を狙えば、自分の好みの湯加減にする事もできる。 シンプルな造りだが、ぬるめの湯が好きな人は、是非、源泉を多めに流し込んで味わってみよう。目覚めたばかりの炭酸と細かい湯の花が体にまとわりついてくるのが、実に心地良く、思わず、一時間以上入浴してしまったほどです。鉄分も含んでいるようで、ちょっと赤みを帯びた湯は、サビの味もするのが特徴だ。

 湯は、胃腸病や神経痛に効能があるという、含硫黄・単純二酸化炭酸泉で口に含むとサイダーのように炭酸がはじけるのが分かる。白駒池や松原湖の散策、八ヶ岳の硫黄岳、赤岳の登山の拠点として便利な場所なので、山の帰りに体を癒すのには最適だ。

電 話 番 号0267-93-2262駐 車 場30台
宿 泊 施 設有り宿 泊 代 金9,500円
休  憩  所有り日帰りプラン特に無し
泉   質二酸化炭酸硫黄泉休  日無し
入 浴 料 金600円日帰り入浴時間AM9~PM15:30