~湯治場の雰囲気を残した山間の一軒宿!!~

 国道52号線から増穂町役場方面へ曲がり、車を走らせる事30分程、集落を通り過ぎて、周辺は山以外見えなくなった頃、標高800m、山の中腹に一軒宿が見えてきます。それ以外に建物らしきものは目に映ることは無いのですぐに分かるだろう。それが、ここ日本秘湯の会にも所属している「赤石温泉旅館」だ。

湯の歴史は武田信玄の時代まで遡る。金の採掘用の坑道を掘っている際、冷泉が湧き出したそうだ。炭鉱夫が飲用すると、胃腸の調子が良くなり、これを沸かし風呂に利用して、日頃の厳しい仕事の疲れを癒すようになり、温泉の効能のおかげで鉱山衆は長生きをしたという。

その後、明治時代中期頃、自分の胃腸病をこの湯で治し丈夫になった事に感謝の意をこめて、人々に開放することを考えついた。

その時、鉄分の多い源泉の成分の影響で、湯船に配した石が赤く染まる上に、源泉に熱を加えると、赤錆色に染まることから、「赤石温泉」と名付けられ今日まで多くの人々に親しまれているそうだ。

 宿の周辺には、ゴルフ場、ゲートボール場、釣堀、バーベキュー広場、アスレチックなどのレジャー施設の他、大小48もの滝があり、カップル、家族、年齢に関係なく、楽しむ事が出来る。

電 話 番 号0556-22-5188駐 車 場60台
宿 泊 施 設有り宿 泊 代 金9,000円~
休  憩  所有り日帰りプラン特に無し
泉   質酸性鉄泉 休  日不定休
入 浴 料 金500円日帰り入浴時間AM6~PM21:30