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 小林多喜二、昭和八年二月二十日、東京築地署の拷問により、31才の若さで死亡したプロレタリア作家だ。代表作は「蟹工船」、「党生活者」。 小林多喜二が昭和六年三月から四月にかけての一ヶ月間、ここ「福元館」、旅館の前の道路から細い階段を上ったところの高台にある二間続きの離れに滞在していたようだ。小林多喜二はこの部屋で「オルグ」を執筆したと言われている。
 さて、小林多喜二が、治安維持法下で官憲による苦難の生涯を感じながら入浴できるのは、二つの趣きの異なった浴場だ。上の大浴場は、通常日帰り入浴の時間帯だと男湯です。20人くらいは軽く入れる大きい湯船に七沢特有のつるつるする湯がこんこんと注がれている。

 下の浴場は、女湯です。内湯はこじんまりしたものだが、清掃の行き届いた綺麗な露天風呂が心地良い。この他、家族風呂も一つある。

 時間で男湯と女湯を入れかえるそうなので、両方楽しみたい人は、宿泊したり、日帰りの食事コースなどを利用すれば良いだろう。

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電話番号 046-248-0335
宿泊施設 有り
休憩所 有り
泉質 アルカリ性単純泉
入浴料金 1,000円
駐車場 有り
宿泊代金 12,000円~
日帰りプラン 昼食休憩パック
休日 無し
日帰入浴可能時間 AM11~PM15
オフィシャルサイト

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