聖武天皇の時代より現在に伝えられる由緒をもっているこの雲峰寺は、火災により荒廃したが、室町時代国主となる武田信虎により再建。
本道、庫裏、書院、仁王門は、文化史的建築価値の高いものとして、重要文化財に指定。
武田勝頼が天目山の合戦において敗没したとき、家臣に託した武田家の家宝であった、日本最古の「日の丸の御旗」をはじめ、戦場で用いられた軍旗(孫子の旗、諏訪神号旗、馬標旗等)が奉納され、宝物殿内に保存されています。
写真撮影が禁止されているので、パンフレットで紹介されている箇所の画像で申し訳ありませんが、宝物殿には、上述の旗等だけでなく、鎧や矢、自画像、文書等、血判状、等々、見応えがありました。