任期満了に伴う厚木市長選挙の投開票が2月6日(日)に行われた。
有権者数175,628(男90,981、女84,647)、投票総数71,019、投票率40.44%となった開票結果は
39,168票:小林常良 無所属現職
31,142票:石射正英 無所属新人
709票:無効票数
となりました。
私自身、一期目については先代からの引き継ぐべき部分と引き継ぐべきで無い部分の整理と、自身の政策の土台作り、二期目は整理されたうえでの骨組みに取り掛かり、三期目にそれらの結果が出てくると考えています。
色々な方々と意見を交えるなか、大方、私と同じように考える方達の声を良く耳にしました。
「一期だけで変わっちゃったら、この4年間の意味が何も無いよ。」
こんな類です。このような考え方の下地による大方の意見をまとめると、二期目再選を目指す現職が安定した結果を残すのでは?といった感を受けてました。
また、このような考え方に基づいた「今回はの選挙で変わるべきではない。」といった流れで、投票率についても、前回よりもかなり落ちるのではといった感を受けていました。
結果として8,000票ほどの差。私自身これはこれで良い結果と勝手に考えています。
というのは、骨組みに取り掛かるこの二期目にとても緊張感があると思うんですね。
三期目に結果が出るような取り組みだけでなく、この二期目にも目に見える結果を示していかなければ、次回の選挙の際、優位に考えることが出来なくなると、自然に考えると思いますので。
ところで、今回の選挙はちょっとした取り組みもありました。
臨時職員として、高校生を投票所のアルバイトとして採用したことです。職業体験、経費削減、将来の有権者としての選挙や政治に関心を持ってもらうなど、一石三鳥の効果が期待されました。この取り組みは横浜・川崎以外では始めての試みとなったそうです。
また、特別養護老人ホームなどで行われる不在者投票で、意思表示できない高齢者らの投票用紙に勝手に候補者名を記入する公職選挙法違反が相次いでいることを受け、厚木市選挙管理委員会は、同市小野の老人ホーム施設「玉川グリーンホーム」で、6日投開票の市長選の不在者投票を、選管職員立ち会いの下で実施した。
この取り組みは県内では初の試みだそうです。