~鄙びた雰囲気に白濁の硫黄泉!!~
「今昔ゆかしき宿」というサブネームのついた「吾妻屋」に行ってきました。名前からあまり連想することも出来ず、とりあえず館内へ向かいました。清掃の行き届いた、綺麗な館内に足を踏み入れると、吹き抜けのロビーが開放感を出し、中央ギャラリーには、斎藤茂吉が宿泊したときに詠んだという句や勝海舟の書物等、歴史に名前を刻んだ人々の直筆を閲覧することが出来る。温泉ファンにはたまらないだろう、草津温泉、飯坂温泉、修善寺温泉、熱海温泉等の古代鳥瞰図も展示されており、各地の歴史と文化を垣間見ることも出来る。
そんな歴史を感じさせてくれる書物に目を奪われ、時の経つのを忘れるとこだったが、案内されるまま、荷物をまとめてから、お目当ての浴場へ向かいました。
まずは、共同浴場風のシンプルでどことなく落ち着く雰囲気をかもし出している、内湯へ行き、汗を流すことにしました。こちらの内湯は男女共にほぼ同じ造りで、二つに分けた木造の湯船の小さな方に熱い湯が流し込まれ、自然に適温に冷めた湯が大きめの湯船に流し込まれる造りで、水で薄める事なく湯を味わうことが出来る。
山小屋風に造られた露天風呂は、肌触りの良い檜作り。丸太を組んだ仕切りで、男性専用露天風呂)と女性専用露天風呂、貸切用家族風呂の湯船を分けている。湯船の底には、たっぷりと湯の花が沈殿していて、最初は透き通っている湯がかき混ぜると、透明度がほぼ無くなる程の白濁した湯に変わっていく。
電 話 番 号 | 024-591-1121 | 駐 車 場 | 20台 |
宿 泊 施 設 | 有り | 宿 泊 代 金 | 10,000円~ |
休 憩 所 | 無し | 日帰りプラン | 特に無し |
泉 質 | 硫黄泉 | 休 日 | 不定休 |
入 浴 料 金 | 300円 | 日帰り入浴時間 | AM10~PM17 |
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