ここ数年、ブログの更新をさぼり気味でありましたので、過去の出来事がガンガン出てきます。
先日、昨年の伊勢原道灌祭りのブログをあげた際、本社を参拝したことを思い出し、写真を探したところ、出てきましたので、ご案内致します。ご祭神は、内宮(ないくう)は天照皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)を、外宮(げくう)は豊受姫大神(とようけひめのおおかみ)を、ということで、伊勢神宮より、元和6年(1620)に祭神を勧請し創建したとされます。
創建は、江戸時代初期の元和年間(1615~1624)のことであると伝えられておりまして、元和六年(1620)伊勢の国の人・山田曾右衛門と鎌倉の人・湯浅清左衛門は、大山参詣の途中、千手原という松原に一夜の宿を求めたところ、水音を聞いて開墾可能であることを悟り、当時このあたりを支配していた中原代官成瀬五左衛門の許可を得て、開墾に着手したと言われています。
そこにだんだんと粕屋あたりより人が集まり現在の伊勢原市街の基礎が形成されました。曾右衛門は、この新しい開拓地の鎮守として、故郷である伊勢の神宮の神様を勧請し、奉祭することにいたしました。こうして創建された当神社の御祭神に由来して当地は伊勢原と呼ばれるようになったと言われているそうです。