3月20日から東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催されてきた「ONE PIECE展」が、6月17日に90日間の日程を終了、幕を閉じた。
ネタバレになってしまうのも何なので、やっとブログでご案内させて頂ければと思います。
主催者の発表によれば、会期中の来場者数は51万3136人だったそうで、森アーツセンターギャラリーでの、これまでボストン美術館展やドラゴンクエスト展、ウルトラマン大博覧会など数多くの展覧会が開催されてきた。このなかで「ONE PIECE展」は過去最多の動員記録を打ち立てたそうだ。
「ONE PIECE展」は、尾田栄一郎さんの人気マンガ『ONE PIECE』をテーマに、「原画×映像×体感のワンピース」の副題と伴に企画された。朝日新聞、集英社、東映アニメーションなどが主催する。六本木ヒルズ52F、およそ1000m2の会場をワンピースで埋め尽くした。
マストで空島気分を味わったあとは手配書が並ぶ裏路地へと歩を進めることになる。ここには「ONE PIECE」に登場したキャラクターの手配書が並んでおり、週刊誌に最近登場し七武海入りが判明したトラファルガー・ローの手配書も更新されていた。またルフィの兄であるエースの最終的な手配書も展示。すでに死亡したり捕縛されたキャラクターはその手配書に「DECEASED」や「CAPTURED」とスタンプされている。ちなみに七武海のように政府に与した場合はボア・ハンコックのように解除される。また、ストーリーの中で、まだ強さが見えていないキャラクターの手配書は、金額が見えないように掲示されていた。
中央に立つとハートが飛び出して迫ってくるように見えるようなトリックアートに登場するのがボア・ハンコックの“メロメロ甘風(メロウ)”。立体物は181センチと等身大で製作されている。
レベル6無限地獄に囚われたエースが等身大で再現されている。尾田先生も完成度には満足だったようで「かっこいい」と太鼓判を押したとか。原作では目線を下げている絵だったが、フィギュアではアップ時の表情を採用している。
コミックス61巻の表紙をそのまま立体物に再現したフロアへ。表紙とは違った角度から眺めることができる。
尾田栄一郎先生の仕事机を再現。