ちょっと前になりますが、群馬県の草津温泉に行ってきた記録をブログに残していませんでした。

まずは、町内に18ヵ所ある無料の共同浴場の一つ、「地蔵の湯」。

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敷地内には、足湯もあります。

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中心街から少し離れており、人通りもあまりあるわけではないのだが、浴場にはかなりの人の出入り。ここの湯を目当てに草津を訪れる人も多いそうで、その人気源泉が無料で味わえると言われれば、混雑してしまうのも仕方がないのか。 共同浴場の隣には、地蔵の源泉湯畑があり、温泉の湧き出る様を間近で見ることが出来る。また、名前の由来は修研常楽院寺の境内にあったということで、今でも旅人を見守ってくれている全国でも座ってる地蔵は珍しいと言われる地蔵があるためだ。

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草津温泉の伝統的な入浴方法である「時間湯」を体験出来る共同浴場が、ここ「千代の湯」です。

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★「時間湯」の体験内容

●湯揉み・・・長さ2m、幅30cmの松材の板を湯船に深く差して、草津節か、草津小唄、草津揉み唄に合わせて湯を揉む。(1)湯の温度を適温まで下げる(2)入浴前の準備体操の効果(3)湯を揉むことにより、湯気が立ち、それを吸い込むことで適度に肺を刺激し、掃除して血液の浄化機能を高める。

●湯かぶり・・・手桶で30~40杯の湯を頭にかける。(1)温度の熱さを頭で覚えさせる。(2)かぶった湯の湯気や雫が自然に口から消化器系統にも入り、適度に胃を刺激し、廃棄排泄作用をする

●3分間の入浴・・・湯長の号令により、みんなで一斉に入る。湯長の指導や気づかい、そして「みんなと一緒」がなければ続かない。
 
●蒸しタオル・・・上がったあと蒸しタオルをかけてもらう。タオルをかけてもらってからの5分間は、汗が滝のように噴き出る。この汗を出し切ることが重要である。

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