~総タイル貼りの浴場と唐獅子の湯口からドバドバ掛け流し!!~
昭和3年に庶民の温泉宿として開業し、多くの人々に愛された老舗旅館でしたが、平成9年に廃業、取り壊される予定でしたが、この歴史ある、木造建築物を壊すのは・・・・ということで、伊東市に寄贈され、平成13年に文化施設として、新たな観光名所になりました。
現在は文化財として、館内が無料で公開されており、木造3階建ての門構えはどっしりと風格のある唐破風の玄関、細かい彫り物も飾られており、建築美が生きてます。客室や大広間も当時のように残り、湯治客で賑わった様子を思い浮かばせてくれます。また、板敷きの廊下側には、客室ごとに異なる飾り窓があったり、書院の欄間や障子等、当時の職人の技を伺える見所も楽しめます。その他、昭和初期からの写真や書物等も多数公開されてます。
この趣深い旅館の浴場に入浴料金を払えば、入浴することが出来るということで、早速、浴場へ。大浴場と、小浴場が時間で男女交代するというシステムだ。大浴場はタイル貼りの浴場に、7,8人ほどがゆったりと入浴できそうな円形の湯舟が一つ。浴場が明るく、清掃が行き届いており、湯も掛け流しで心地良い。もう一つの小浴場は、3,4人ほどで一杯になりそうな小さめな浴場です。
大小浴場ともに、湯は掛け流しで、無色透明無味無臭。さらさらとした感触も心地良く、先程見学した客室や写真、書物等を思い浮かべながらの入浴はなかなか格別のものでした。
電 話 番 号 | 0557-36-2027 | 駐 車 場 | 有り |
宿 泊 施 設 | – | 宿 泊 代 金 | – |
休 憩 所 | 有り | 日帰りプラン | – |
泉 質 | 単純泉 | 休 日 | 第三火曜日 |
入 浴 料 金 | 500円 | 日帰り入浴時間 | AM11~PM20 |
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