栃木県・那須湯本温泉「共同浴場・滝の湯」

～那須湯本民宿街宿泊者専用の共同浴場！！～

那須湯本民宿街には、２０件ほどの民宿が立ち並んでますが、浴場を備えているのは数件。そのため、この民宿街に宿泊される方のための共同浴場が２ヶ所用意されてます。一つはここ「共同浴場　滝の湯」もう一つはここから２００ｍほど離れた場所にある「共同浴場　河原の湯」だ。

この「共同浴場　滝の湯」は、その昔、山津波の後危険とみて湯元の集落（字古屋敷）を時の黒羽藩・大関候が現在の本町（字新屋敷）に移した後、共同浴場として利用されているようだ。

　浴場は、二つの湯船と上がり湯が用意されている。また、外観から浴場、湯船と全て木で造られ、木造り好きの私にはたまらない♪湯は、白濁した熱めの湯がなみなみと掛け流されている。面白いのは、この熱い湯を冷ました源泉を貯めてあるようで、湯温を調整する時は、水の代わりにそれを利用する。そんな訳で、薄められることのない「行人の湯」１００％を好みの温度で楽しむことが出来ることだ。

　民宿街に宿泊すると部屋の鍵と一緒に渡されるのが、共同浴場の鍵だ。那須湯本温泉の日帰り共同浴場「元湯　鹿の湯」の芋洗い状態を経験されてる方は、理解できると思いますが、この最高の湯を貸し切り状態で利用できるので、そのためだけに湯本民宿街に宿泊されても満足できると思います。