厚木市では、中心市街地にある公園で5月5、6日に「神奈川フードバトル」が開催され、両日で13,4万人が動員され、会場周辺の飲食店等はえらいことになっていたそうです。

とくに、ホルモン系の取り扱いのあるお店はお目当ての「あつぎシロコロ」を求めてお客さんが次から次へ来て、嬉しい悲鳴があがってました。

さて、私は、神奈川県厚木市で15年ほど生活させて頂いておりまして、人生の中で一番長い居住地になってます。その次に長いのは静岡県浜松市で、小、中、高校時代でお世話になりました。その故郷静岡県浜松市では、市民が毎年待ち焦がれるイベント「浜松まつり」がGWとなる5月3,4,5日に毎年開催されます。

毎年、一瞬だけでも祭り気分を味わいたいので、本当に数時間しか滞在出来ない予定になったとしても、行かせて頂いてました。

今年は、厚木市のイベントのお手伝いをしなければいけないというのが頭にあったのと、ETC利用者向けの高速道路優遇サービスにより、えらい渋滞になってしまうのでは、と想像がついてしまったこと、ちびっ子達を連れてのドライブになってしまうこともありますので渋滞の懸念が消えずに、泣く泣く「祭り」気分を味わうことが出来ませんでした。。

さびしくなるのでネット上ではなるべく見ないようにしてたのですが、新聞に記事が掲載されてて、つい目についちゃいました。やはり、ETC利用者が大きく動いたのか、浜松まつりの3日間の動員数は150万人、昨年よりも20万人近く増えたそうだ。

ところで、このブログを見てる方々は、関東近郊の方が多いかと思いますので、「浜松まつり」について、あまりご存じないのでは?と思いますので、簡単に歴史をご案内させていただきます。

浜松の凧上げ祭りの起こりは古く、江戸時代、浜松城主、長男の誕生を祝して、大きな凧に子供の名前を入れて上げたのがはじまりだと言われていたと思います。これをきっかけに長男が生まれると「初凧」を町内の若者達が端午の節句に祝い凧を贈って揚げるという風習になり、近代に近づいてきた頃に各町の名前を中心に子供の名前を並べて上げるようになってきたそうだ。

ただ、これだけで終わらないのが浜松まつりです。町同士が法被、鉢巻きをしてラッパ隊に合わせて大凧の糸を絡ませあって壮絶な切りあいをする凧合戦競技を行い、町同士の意地の張り合いが更に祭りの会場を盛り上げるのです。

その凧場(凧上会場)から、夜には、浜松駅の周辺に集合して、こちらも各町内の御殿屋台の引きまわしを行います。浜松におけるお囃子と屋台の始まりは、凧合戦が終わると荷車に凧や道具を積んで帰ってきたのが、いつ頃からか、凧上げから帰る若衆を鐘や笛、太鼓の鳴り物入りで迎えるためということでお囃子が始まったといわれているそうだ。