~平成5年にリニューアル!飯坂温泉のシンボル!!~
ひときわ目を引く外観。飯坂温泉のシンボルとして、地域住民、観光客に親しまれている、共同浴場。その昔、日本武尊が東北征伐の際、西暦110年に発見し、開湯したと伝えられる、飯坂温泉発祥の湯。飯坂温泉で一番古い湯で、元禄2年(西暦1689年)に奥の細道の途中、飯坂を訪ねた松尾芭蕉もこの湯に入ったと言われています。
日本最古の木造建築共同浴場として親しまれていたが、平成5年に明治時代の共同浴場を再現した、ひば、けやき、ひのきの香り漂う共同浴場に改築された。浴場は男女別に5,6人が入浴できる大きさの御影石造りの湯船のが一つずつ。カランやシャワーは無いが、上がり湯が二ヶ所用意されているので、そちらで体を流せばいいだろう。
鯖湖湯という、ちょっと珍しい名前は、平安時代中期の「拾遺和歌集」に詠まれた「あかずして 別れし人の住む里は 佐波子(さばこ)の見ゆる やまのあなたか」の歌の佐波子から、後に鯖湖と書くようになったと言われているそうだ。また、与謝野晶子の歌「わがひたる 寒水石の湯槽にも 月のさしいる 飯坂の里」にも登場する寒水石とは、改築前の旧鯖湖湯の湯船に利用されていたものが、再利用されている。
湯は、無色透明で51.4度の湯沢源泉が掛け流されており、切り傷、火傷、神経痛、筋肉痛、冷え性、健康増進、疲労回復等に効能があるそうだ。また、こちら「鯖湖湯」は入り口の自動券売機で購入した入湯券で入場できるが、飯坂温泉郷に点在する他の共同浴場では、自動券売機は完備しておらず、近くの商店で入湯券を購入しなければならないので、ご注意を。
隣接して、お湯かけ薬師、鯖湖神社があるので、湯の効能以上のなにかを期待しつつ。また、車でお越しの方は、駐車場スペースは用意されてないので、徒歩5分ほど離れた「パルセいいざか」を利用下さい。詳しい場所は、浴場の前で案内が出ています。
電 話 番 号 | 024-542-4241 | 駐 車 場 | 無し |
宿 泊 施 設 | 無し | 宿 泊 代 金 | ー |
休 憩 所 | 無し | 日帰りプラン | ー |
泉 質 | アルカリ性単純泉 | 休 日 | 月曜日 |
入 浴 料 金 | 100円 | 日帰り入浴時間 | AM6~PM22 |
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