旧年中におきましては、皆様より格別なるご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。

初詣も行って参りましたので、2009年度の抱負をかねて、少し最近感じたことを述べさせて頂きたく思います。

HONDAやTOYOTAといった日本から世界に出ている会社があります。

このように創業者の名前をブランドにしている企業が私は好きです。最近さびしかったのは松下がブランドを無くしてしまった事。

この件に関しましては賛否があるかと思いますので、多くは語りませんが、弊社におきましては、前述のとおり創業者の名前を残し続け、いつの時代になっても創業者の考え方や夢を語れる環境を残していければと考えております。

このような話をしていると、よく頭が固いと思われがちですが、今まで色々な組織を運営するにあたり携わってきたなかで、やはり、歴史認識を含め、変えなくてはいけない事と変えてはいけない事が必ずあるのではと考えており、「創業者の想い」というのは後者にあたることだという思いが確信的にありますので、どのようにその「想い」を継承していくか、またいくべきなのかということを、その時代にあった手法を利用しながら、常に運営していく中で考えるきっかけを作る事が出来ればと考えています。

創業者の名前を皆様の記憶に残せるように邁進していきたく考えておりますことを本年度の所信表明とさせて頂き、新年のご挨拶とさせて頂きます。