~今年は、天王社周辺の賑わいを復活させるため今年は7月11日に実施!!~
『厚木の盛なる、都とことならず。』
これは江戸時代末期の著名な画家、蘭学者であった渡辺崋山が著書「游相日記」の中で記した一説です。当時の厚木は大山詣での客たちの宿場町として賑わったばかりでなく、相模川を媒体とした経済要地としての役割を果たすなど『小江戸』と称されるほど繁栄しました。
2004年、社団法人厚木青年会議所は『小江戸あつぎ構想』を立ち上げました。かつての『小江戸あつぎ』にあったはずの「人と人とのふれあい」「人情のようなものから生まれる活気ある姿」のある『風流で賑やかなまちの復活』こそ、私たちが推進したいことだと考えたのです。2005年度からは、まちの歴史を感じてもらい、市民の皆様に喜んでいただけるお祭りとして「小江戸あつぎまつり」を開催してきました。
2009年度は、開催場所を弁財天神社周辺から天王社(厚木神社)周辺に変更して「第五回小江戸あつぎまつり」を開催することとなりました。これは、昨年の小江戸あつぎまつり終了後に各自治会のみなさまと対話会を行った際、今後の「小江戸あつぎまつり」のあり方や反省点、今後の進む方向性を検討し、開催場所やお祭り自体のあり方などを見直した結果です。地域の皆様の一番多かった意見は「厚木の開発の起点だった天王社(厚木神社)周辺の復活がこの地域の活性になる」というものでした。そして、さらなる“まちおこし”“風流で賑やかなまちの復活”を目指すため、天王社例大祭に合わせた開催場所の移動、時期の変更を決定いたしました。
今まで築き上げてきた人の繋がりや温もりを大切にしながら、二つのお祭りの相乗効果を取り入れ、市民の皆様・各種団体・行政と共創できるお祭りを目指します。
〈「第5回小江戸あつぎまつり」実施概要〉
■主 催 : 厚木市・社団法人厚木青年会議所
■主 管 : 社団法人 厚木青年会議所
■開 催 日 : 2009年7月11日(土)
■場 所 : 東町商店街~天王通り厚木神社を中心とする周辺地域
■時 間 : 13:00~20:00
■開催テーマ :厚情!風流で賑やかな小江戸あつぎまつり
厚情・・厚いなさけ、心からの深い思いやりの気持ち