~草津十二湯にも数えられた独自源泉!!~
湯畑より西の河原公園へ向かう、西の河原通りに位置する、好立地。草津の名物と勝手に思っているまんじゅう屋さんの営業と、おみやげを求める浴衣の人達が道中にあふれる賑やかさが温泉情緒をさらに盛り上げてくれる。
ここの名物はもちろん温泉だ。江戸時代から草津十二湯に数えられる「君子の湯」を敷地内に独自源泉として所有する、由緒ある宿だ。宿としては、大正時代の初めからだそうだが、江戸時代には「桐屋」という茶屋がこの場所にあったそうだ。
独自源泉は湯畑のように見学することは出来ず、プルーシートで覆ってある状態でした(写真右上)。この下の井戸のようなところにプクプクと湧出しているそうで、そこから、奥の浴場に流し込まれているようだ。
まずは、男女別の大浴場へ。男湯と女湯の造りは全く違い、古く鄙びた男湯には、石造りの湯舟が二つ並んでいます。向かって右側の湯船には、ちょっと肌にぴりぴりとくる透明度の高い温めの湯、左側の湯船には肌に柔らかい感じでちょっと白濁した熱めの湯で満たされています。地下一階に位置する浴場なので、あまり外光が入ってこなく薄暗い雰囲気の浴場だが、湯治場風情と歴史を感じながら湯を味わうことができる。
女湯には黄色っぽい湯の花が舞い散る、薄く白濁した湯が木造の湯船に満たされている。男湯と違い湯船が一つだけだが、木造りの湯舟が、肌に心地良く、相方はかなり気に入ってるようでした。
男女別の浴場とは別に、宿泊者専用で家族風呂も用意されています。建物の裏手に共同浴場風の湯小屋が見える。外観だけでなく、浴場も脱衣所との境が無いような造りで、湯治場雰囲気を演出している。家族風呂というと2人くらいで一杯になってしまうこじんまりとした湯船を連想してしまうが、ここでは、3,4人はゆったりと入浴を楽しめる大きさで、木造の湯船も肌に心地良い。
電 話 番 号 | 0279-88-2216 | 駐 車 場 | 有り |
宿 泊 施 設 | 有り | 宿 泊 代 金 | 10,000円~ |
休 憩 所 | 有り | 日帰りプラン | 無し |
泉 質 | 強酸性硫黄泉 | 休 日 | 無し |
入 浴 料 金 | 800円 | 日帰り入浴時間 | 要確認 |
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