先日は、私の娘「詩栞」の誕生日でした。

ちょうど1年の中で業務の集中するこの時期に早めの時間に退社させて頂くのは心苦しいのですが、失礼させて頂いて、自宅でバースデーパーティーを行いました。

今回で3回目になる誕生日ですが、毎年、思い出すのは、2005年に開催されたサザンオールスターズのコンサートツアーのことです。

ちょうど今から3年半ほど前になる頃、「詩栞」ちゃんの妊娠が発覚しており、名前を何にしようかな、と決めかねている時でした。

サザンのコンサートは何度か行ってるのですが、「栞のテーマ」を聞いたのは初めてでした。

その時に頭を巡ったのは、初めてこの曲の歌詞カードを眺め、

この曲を聴いたなぁと思われる中学生の頃、

英単語や文法が頭に入ったこの頃、

「♪ I wonder if you can love me ♪」、

「♪ I love you more than you love me ♪」、

「♪ No one could love you like I do ♪」、

こんな文章の意味が分かりはじめた頃、

また、切ないシンプルなオープニングに桑田の強烈なヴォーカルで

「♪彼女~が髪を指で~分けた~だ~け♪ ♪それがシビレル~し~ぐさ♪♪心にい~つもア~ナタだけを♪ ♪映し~ているの~♪」

と唄われるこの曲が、片思いなどをしてしまう思春期にばっちりはまった曲だと記憶に残ります。

そんなこんなを思い返しながら、娘の名前がそのまま決まってしまいました。。

※また、後に桑田自身「三拍子で『栞のテーマ』を超える曲は作れない」ということを言ってしまうぐらい作った本人も気に入っているこの曲は、サザンが音楽監督を担当した映画『モーニング・ムーンは粗雑に』にて高木澪さん演じるマドンナ役の名前が“栞”であり、曲のタイトルとなった。映画の中でもちろん流れているが、歌詞の一部が違うヴァージョンが映画の作品の中だけで聴くことが出来るので興味のある方はご覧頂けたらと思います。