以前こちらのブログにて、「神棚について」、まとめあげてみましたが、今回は「子供の日」に目を向けてみます。

弊社のお客様、こちらのブログをご覧頂いている方のお役に立てればと思いまして、まとめてみました。

●まず「五節句」とは?

節句とは、年中行事の中で伝統的な文化や風習となっており、中国大陸から伝わった暦と日本の生活とが合わさり、伝わっていくなかで、アレンジが重なり、人日(1月7日)「七草がゆ」、上巳(3月3日)「桃の節句」、端午(5月5日)「端午の節句」、七夕(7月7日)「七夕の祭り」、重陽(9月9日)「菊の節句」が五節句と言われる「日」となったそうだ。

●そして「端午の節句」とは?

赤ちゃん誕生後、初めて迎える節句を初節句といい、五月五日にあたるこの日を「端午の節句」といい、奈良・平安時代からの行事であり、鎧や兜を飾ることは男の子の身体の安全を願って神社に奉納したしきたりに由来しているそうだ。

五月人形の飾りには大きく分けて、外飾り(鯉のぼりや武者絵のぼり)と 内飾り(鎧、兜飾りや子供大将飾り)があり、本質的には立身出世を願う鯉のぼりと、子供の無事な成長を願う内飾りは意味や目的が違うので両方を飾ることが望ましいこととされているそうだ。

●そして「五月人形」とは?

日本の歴史上、長い武家社会の中で、鎧や兜は男子にとって非常に大切なものと扱われていたことは容易に想像がつくでしょう。

戦いでの身体防御として鎧・兜は身を守る大切な役目をもっていたため、今日では、その精神を大事にし五月人形として鎧や兜を飾るようになったそうで、男の子の誕生を祝い無事に成長して、強く、立派な男子となるようにとの願いを込めることが伝わってきている。つまり、鎧、兜が身を守ってその子に災いがふりかかりませんように、受験・就職・結婚など、人生の幸福に恵まれますようにという思いが込められているのです。