東京のお伊勢さまと呼ばれる「東京大神宮」は、伊勢神宮の東京遥拝殿として、明治13年に創建された神社。伊勢神宮を東京に勧請した神社なので、東京大神宮の参拝は、伊勢神宮を参拝することにつながります。
江戸時代、伊勢神宮への参拝は人々の生涯かけての願いでした。明治の新国家が誕生すると、明治天皇のご裁断を仰ぎ、東京における伊勢神宮の遥拝殿として明治13年に創建された当社は、最初日比谷の地に鎮座していたことから、世に「日比谷大神宮」と称されていました。関東大震災後の昭和3年に現在地に移ってからは「飯田橋大神宮」と呼ばれ、戦後は社名を「東京大神宮」と改め今日に至っております。
第二次大戦以前は神社という形ではなかったので、社格の指定はなく、氏子地域も存在しない(当社所在地は築土神社の氏子地域にあたる。)そうだ。
太陽の女神「天照皇大神」、男女のムスビを象徴する「造化三神」、絶世の美女といわれる「倭比賣命」が祀られており、女性の縁結びの神社として東京一有名な神社であり、「お参りすると彼氏ができる、結婚できる」と評判を呼び、良縁を求めて全国から若い女性が訪れています。また、大正天皇が日本初の神前結婚式を行った、神前結婚式の発祥地・普及の地であることも、「縁結び」につながっています。
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