源頼朝ゆかりの温泉地である、草津温泉。こんこんと湧き出る白濁の硫黄泉は恋の病以外はなんでも治ると言われているほど、薬湯効果が高いことでも有名だ。
名だたる名湯・秘湯を味わえる群馬県の中でも温泉のメッカといえばやはり草津。「草津よいとこ一度はおいで♪」でお馴染みのメロディも、誰もが一度は口ずさんだことがあるはず。
開湯は、源頼朝が鷹狩に訪れた際だそうだ。江戸時代にはすでに、温泉の東の大関と称され、その高い人気は現在にも至っている。
その昔、共同浴場だった熱の湯が現在は観光名所に。ここではプロの湯もみを見学することができ、参加コーナーでは湯もみにチャレンジできる。
草津には眼科医がいないそうだ。この湯畑等の源泉地帯から湧き上がる明礬をたっぷりと含んだ湯煙が目の粘膜を自然に消毒しているそうだ。
「恋の病以外なら何でも治る。」草津温泉を紹介する時、よく聞かれる言葉だが、あながち信じれる。
太っ腹な草津温泉街では、そんな強烈な薬湯を無料で味わえる施設が18ヶ所ほど点在している。湯治場ムードと日本を代表する名湯を手軽に楽しむにはもってこいだ。
18ヶ所の無料共同浴場
草津を代表する老舗旅館12軒で構成さらた和風村。この和風村内で「湯巡り手形」を購入すれば、普段は敷居の高く、なかなか味わうことの出来ない宿の内湯に700円で入浴でき、 それぞれ異なる趣きと泉質を効率よく満喫することが出来る。
さらに、5軒訪ねると、檜の湯下駄と感謝状を贈答される。なお、手形は2年間有効なので、次回の訪問時でも利用出来るというお得なサービスです。
草津温泉和風村
一言で草津温泉と言っても、旅館や共同浴場、入浴施設に配湯される源泉は地蔵、湯畑、白旗、西の河原、万代鉱、煮川、香草、常布、に旅館独自の自噴泉とさまざまだ。
当然これに伴い、泉質、効能、湯の感触も多彩になる。色々な泉質を味わいたいと考える温泉ファンには、この草津温泉エリアだけでそれを堪能できるとあって、たまらない場所だといえるだろう。(私もファンの一人です♪)
自噴泉を持つ旅館・日帰り入浴施設
その他、湯畑近辺の旅館
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●日新館 | ●ホテル一井 | |
●羽田館 |